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一般に、若い人は、帯の位置を高くしますが、帯だけを高くすると、かえっておかしいので、全体のバランスに気をつけます。 |
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礼装のときは、帯幅を広くすると、優雅で華やかになります。普段は、身長にもよりますが、帯幅半分ぐらいです。 |
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年齢間わず、帯幅の中心で結ぶのが一般的です。中心より、やや低めは、粋な感じになり、高めでは、野暮になります。 |
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礼装のときは、よく見える位が、華やかな胸もととなります。普段は、好みによりますが、のぞく位が粋な感じを与えることが多いようです。 |
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振袖など、若い人の結びは、高めが華やかになります。
お太鼓も、礼装では高い位置に大きめに結ぶと、豪華なきもの姿になりますが、一般の場合は、年齢や着るきものにより、礼装着より小さめと心がけて結ぶのが無難です。
お太鼓のたれの長さも、礼装用では、普通のときより気持ち長めにします。 |
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にゆかたや礼装は大きめに抜きますが、大きすぎるのは、一般には品格を落す感じになります。 |
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礼装や個性的おしゃれの場合は、ゆったり合わせ半衿を多めにすると、優雅に華やかに見えます。 |
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普通には自然幅で良いのですが、衿幅を広くすると、礼装のときは優雅、華やかになり、普通のときには老け気味になります。衿幅が細いと活動的で、地味なきもののときは、若く見える装いとなります。 |
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一般的に5センチくらいの長さが良く、礼装では、帯やきものの模様や帯幅により、普通より長めにします。 |
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おはしょりと下前の線が揃うようにします。 |
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礼装では、草履の高さにもよりますが、足袋が1センチ位見える位置。ゆかたの場合は短めが、涼しげで良いようです。 |
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腰紐をした上部の背縫いは、背筋まっすぐに揃っているようにします。腰紐から下の線は、体型によりやや右よりが、普通です。 |
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ちりめん、りんず地の礼装では、下前を裾から約15センチ、20センチ上げ、上前は下前の約半分を上げて着ると裾が美しく、歩き良くなります。 |
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足袋は、靴のサイズより0.5センチ少ないものが、足にぴったりとします。はじめ窮屈でも足の温もりが足袋に伝わりますと、次第に楽になりすっきりとした足元になります。 |